中国赴日本国留学生予備学校(中国名称:教育部出国留学培訓部)は中日両国政府間教育協議により、1979年に東北師範大学にて創設された。中国教育部に直属し、日本教育法で唯一承認された海外学校であり、中日両国最大の合同教育交流プロジェクトであり、そして、国家建設高水準大学国費研究生養成プロジェクトの指定機関である。
赴日予備学校は創立38年以来、日本政府より毎年基礎日本語教師6名、専門日本語教師11名が我が校に来校し、中国人日本語教師と共同で授業を行った。既に、このプロジェクトにおいて国費赴日留学本部生・大学院生を3614名ほど養成している。OBの中には大勢の優秀な人材がおり、彼らは中央候補委員・省部級役員幹部・中国科学院院士・大学学長・副学長・長江学者及び一流の科学家・教育家・企業家等として、世界各地の様々な領域で活躍している。
赴日予備学校は中日両国政府より重大な関心と支持を得ており、教育部・国家留学基金委員また省市役員が幾度となく我が校を視察訪問し、そして、日本の文部科学省・外務省及び国際交流基金の官僚・中国駐在大使・歴代の駐瀋陽領事も相次いで視察訪問された。
2003年には、我が養成部は国家指定赴英語国家、および地区の各領域訪問学者の英語養成基地の指定を受けた。
目下の養成項目として、国費海外留学英語養成高級クラス・国家建設高水準大学国費大学院生英語養成・東北師範大学青年中堅教師養成・IELTS・TOEFL・外国人教師会話教育を実施。夏季にはフランス語・ドイツ語・ロシア語等その他の言語教育も行われている。
我が校の英語高級クラス合格証書が授与された者は、WSK試験参加が免除され、国家国費海外留学への直接の申請が可能である。
中国教育部の評価システムにて、赴日予備学校・教育部出国留学培訓部 には既に「一流の教育環境・一流の教育条件・一流の管理ならびに一流の養成品質」が備わっていると認められており、グローバル化が日々進展する今日の中国において、世界と繋がる言語文化・学術交流の懸け橋となっている。